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Google Playクローズドテストの状況をAIエージェント(MCP)で確認する方法

DoplyのMCPサーバー(ベータ)をClaude Code・Claude Desktop・Cursorに接続すると、クローズドテストの進捗、新バージョンの反映状況、クラッシュ、起動時のスクリーンショットをチャットで確認できます。キーの取得からクライアント別の設定、質問例までまとめました。

Doply Team
2026年10月26日
8 分
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Google Playクローズドテストの状況をAIエージェント(MCP)で確認する方法

Google Playのクローズドテスト中、開発者が気にすることはだいたい決まっています。テストは順調に進んでいるか、新しく出したバージョンはテスト端末に入ったか、クラッシュしていないかの3つです。Doplyでは、こうした確認をダッシュボードを開かずにAIエージェントへのチャットで済ませられるMCPサーバー(ベータ)を用意しています。

この記事では、MCPとは何かを簡単に説明したうえで、DoplyのMCPサーバーをClaude Code・Claude Desktop・Cursorに接続する手順と、接続後にどんな質問ができるのかを紹介します。

ベータ版について: DoplyのMCPサーバーはベータ機能です。回答が正確でない場合や、機能が変わる場合があります。おかしな点があればお知らせください。

MCPとは

MCP(Model Context Protocol)は、AIツールが外部サービスのデータを参照するための標準的な接続方式です。ClaudeやCursorなどのMCPクライアントにサーバーのURLとキーを一度登録しておけば、AIは会話の途中で必要な情報をそのサーバーから取ってきて答えてくれます。DoplyのMCPサーバーをつなげば、「テストはあと何日?」と聞くだけで、AIがDoply上の実際のテスト記録を調べて答えます。

クローズドテスト中に役立つ理由

Google Playの個人デベロッパーアカウントは、本番環境へのアクセスを申請する前に、12人以上のテスターが14日間以上参加したクローズドテストを行う必要があります。Doplyはこのテストを代行していますが、テスト期間中に開発者が繰り返し確認するのは、たいてい次のようなことです。

  • テストはちゃんと進んでいるか、あと何日残っているか
  • 昨日出した新バージョンはテスト端末にインストールされたか
  • 端末でアプリがクラッシュしていないか
  • 実際に起動したときの画面はどうなっているか
  • 本番アクセス申請のアンケートには何を書けばいいか
どれもDoplyのダッシュボードで確認できますが、普段からAIツールで開発しているなら、エディタやチャット画面から離れずに聞けるほうが手早く済みます。特にClaude CodeやCursorのようにコードも扱えるツールなら、クラッシュの内容を確認して、同じ会話のまま原因のコードを探して直す、という流れにもつなげられます。

Doply MCPで確認できること

MCPキーを設定して接続すると、自分のアプリについて次の情報を参照できます。

機能わかること
アプリ一覧アプリごとの状態、経過日数・残り日数、インストール済みの端末数
テストの進捗進捗、残り日数、Googleの14日間を満たしたか、テスト開始後に新バージョンを出したか、次にやること、直近7日間のクラッシュチェック
日別のアクティビティ日ごとの起動、インストール確認、アップデート、起動結果(正常・クラッシュ・起動せず)
端末ごとのインストール状況各端末に入っているアプリのバージョン
クラッシュバージョンごとのクラッシュ、エラーメッセージ別のまとめとスタックの抜粋、状態(クラッシュ中/解決済み)
起動時のスクリーンショット最新の起動時スクリーンショット。画像を含めるオプションを使うと、AIが最大4枚を受け取って画面を直接確認
本番申請アンケートDoplyが作成した本番アクセス申請アンケートの回答
テスタークローズドテストに追加するテスターの情報
キーなしで接続した場合も、FAQ検索、利用条件、サービス情報、問い合わせ先は参照できます。まだDoplyを使っていない方が「Doplyを使う条件は?」と聞いてみる、といった使い方です。

ステップ1: MCPキーを取得する

  • 1. Doplyにログインします。
  • 2. ダッシュボードのサイドメニューからAIエージェント (MCP)を開きます。URLは /ja/dashboard/mcp です。
  • 3. あなたのMCPキーからキーをコピーします。キーは dply_u_ で始まります。
  • 同じ画面に、自分のキーが入った接続コマンドと設定例が表示されるので、そのままコピーして使えます。

    キーはパスワードと同じように扱い、他の人と共有しないでください。漏れてしまった場合はMCPキー画面で再発行できます。再発行すると古いキーはすぐに使えなくなるため、AIツール側の設定も新しいキーに書き換えてください。

    ステップ2: AIツールに接続する

    DoplyのMCPサーバーの情報は次のとおりです。

    項目値
    サーバーURLhttps://www.doply.io/mcp
    通信方式Streamable HTTP
    認証AuthorizationヘッダーにBearerキー
    URLのwwwは省略しないでください。 wwwなしのdoply.ioで接続すると、wwwへのリダイレクトの途中でクライアントがAuthorizationヘッダーを落としてしまい、キーが届きません。

    以下の例の dply_u_... はプレースホルダーです。自分のMCPキーに置き換えてください。

    Claude Code

    ターミナルで次のコマンドを実行します。

    claude mcp add --transport http doply https://www.doply.io/mcp --header "Authorization: Bearer dply_u_..."

    登録したらClaude Codeを開き直し、「テスト中のアプリの状況を見せて」のように聞いてみてください。

    Cursorなど、mcp.jsonを使うクライアント

    CursorはMCPサーバーをmcp.jsonファイルに登録します。次の内容を設定ファイルに追加してください。すでに他のサーバーを登録している場合は、mcpServersの中にdoplyの項目だけを追加すれば大丈夫です。

    {
      "mcpServers": {
        "doply": {
          "type": "http",
          "url": "https://www.doply.io/mcp",
          "headers": {
            "Authorization": "Bearer dply_u_..."
          }
        }
      }
    }

    Claude Desktopやその他のMCPクライアント

    リモートMCPサーバーの登録方法はクライアントによって少しずつ異なります。どのクライアントでも必要なのは、サーバーURL(https://www.doply.io/mcp)とAuthorizationヘッダー(Bearer+自分のキー)の2つです。お使いのクライアントでリモートMCPサーバーを設定する場所に、この2つを入力してください。AIツール向けにDoplyの概要をまとめたテキストは llms.txt にあります。

    ステップ3: こんなふうに聞いてみる

    接続できたら、あとは普段どおりの言葉で聞くだけです。以下はDoplyのダッシュボードでも紹介している質問で、回答はイメージをつかむための例です。実際の回答は、アプリのテスト記録や使うAIツールによって変わります。

    質問: テストは順調?

    回答(例): はい、テストは進行中で今日が9日目です。直近2日間は16台すべての端末でアプリが起動しており、Googleの14日間の要件まではあと5日です。

    質問: テスト中のアプリの状況を見せて

    回答(例): テスト中のアプリは2つです。メモ帳アプリは9日目で16台にインストール済み、パズルゲームは3日目で15台にインストール済みです。

    質問: 今日の作業はいつ実行される?

    回答(例): Doplyは毎日0時(日本時間)に新バージョンを確認して端末を更新し、2時からアプリを順番に起動します。アプリごとの起動時刻は日によって少しずつ変わります。

    質問: 新しいバージョンを出したけど、端末に反映された?

    回答(例): 16台のうち12台は1.0.3、4台はまだ1.0.2です。Doplyは毎日0時に新バージョンを確認してアップデートを行います。

    質問: クラッシュは出てる?

    回答(例): はい、現在のバージョン1.0.3で、16台すべての端末で起動直後にクラッシュしています。原因はMainActivity.onCreateのNullPointerExceptionです。クラッシュしているとテストが正常に進まないので、修正版を早めに公開してください。

    質問: 最新のスクリーンショットを見せて

    回答(例): 直近の起動時スクリーンショット16枚です。3番の端末は真っ黒な画面ですが、容量の大きいアプリやゲームは、起動2秒後の時点でまだ画面が描画されていないことがあります。

    ほかにも「アップデートは何回あった?」「本番申請アンケートの内容を教えて」「Doplyを使う条件は?」といった質問ができます。

    回答を読むときのポイント

    新バージョンは翌日に端末へ反映されます

    Doplyは毎日0時(韓国時間)に新バージョンを確認してテスト端末を更新し、2時からアプリを順番に起動します。日本時間とは時差がないので、そのまま日本時間の0時・2時と考えて大丈夫です。多くのアプリを順に起動するため、アプリごとの起動時刻は毎日少しずつずれます。そのため、今日新バージョンを公開した場合、テスト端末に入るのは翌日です。公開直後に「反映された?」と聞いて前のバージョンのままと返ってきても、それは正常です。

    クラッシュが出たら修正版を早めに公開する

    アプリがクラッシュしていると、クローズドテストは正常に進みません。クラッシュが見つかったら、修正したバージョンをできるだけ早く公開してください。新バージョンは翌日に端末へ反映され、その後の起動でクラッシュが出なければ解決です。クラッシュの状態が解決済みになっていれば、クラッシュは古いバージョンだけで起きていて、現在のバージョンは正常に起動しているという意味です。

    なお、起動結果(正常・クラッシュ・起動せず)は2026年10月25日から記録しているため、それより前の日付には結果がない場合があります。

    スクリーンショットが真っ黒なとき

    起動時のスクリーンショットは、アプリを起動してから2秒後に撮影しています。容量の大きいアプリやゲームは、その時点でまだ画面が描画されておらず、真っ黒に写ることがあります。真っ黒な画面だけでクラッシュと判断せず、クラッシュの確認結果とあわせて見るのがおすすめです。

    よくある質問

    キーなしでも接続できますか?

    できます。ただしキーなしの場合に参照できるのは、FAQ検索、利用条件、サービス情報、問い合わせ先だけです。自分のアプリのテスト状況を見るにはMCPキーが必要です。

    どのAIツールで使えますか?

    Claude Code、Claude Desktop、Cursorのほか、Streamable HTTPのリモートMCPサーバーとAuthorizationヘッダーの設定に対応しているMCPクライアントであれば接続できます。

    接続したのに自分のアプリが出てきません

    まず、サーバーURLが https://www.doply.io/mcp のようにwww付きになっているか確認してください。wwwがないとヘッダーが届かず、キーなしの接続として扱われます。キーを再発行した場合は、AIツール側の設定も新しいキーに変える必要があります。

    MCPで確認すると本番アクセスの承認に有利になりますか?

    MCPはテストの状況を手軽に確認するための手段で、本番アクセスを承認するかどうかはGoogleが判断します。ただ、クラッシュに早く気づいて修正版を出すのには役立ちます。

    Doplyでクローズドテストを進める

    Doply は、Google Playのクローズドテストを代行するサービスです。Googleの要件12人に対して14〜16人のテスターを用意し、Googleが求める14日間に余裕を持たせた18日間テストを続けます。テストはSamsung Galaxyの実機36台(Android 13/14)で行い、決済後すぐに始まって24時間動き続けます。料金は1アプリ$6.99です。これまでに4,000以上のアプリがクローズドテストを通過し、3,000件以上が本番アクセスの承認を受けています。本番アクセスの承認はGoogleが判断するため、Doplyが承認を保証するものではありません。

    テスト期間中の状況をAIツールから確認したい方は、AIエージェント (MCP) の画面でキーを取得して接続してみてください。クローズドテスト全体の流れは Google Playクローズドテスト 完全ガイド で解説しています。

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